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北朝鮮リスク 「ミサイル発射を試みたが、失敗」 - アメリカ、これ以上のコメントはない

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4月16日、米太平洋軍は北朝鮮が東部新浦付近からミサイルを発射したものの、直後に爆発したと明らかにした。ソウル市内の駅で撮影(2017年 ロイター/KIM HONG-JI)

米太平洋軍は、北朝鮮が16日に東部新浦付近からミサイルを発射したものの、直後に爆発したと明らかにした。この日はペンス米副大統領が韓国を訪問し、北朝鮮情勢を協議することになっている。

北朝鮮は15日、故金日成主席の生誕105年を祝う「太陽節」に合わせ首都平壌で軍事パレードを行い、新型とみられる長距離弾道ミサイルを公開していた。

韓国の合同参謀本部は「北朝鮮が今朝、新浦付近から何らかのミサイルの発射を試みたが、失敗したとみられる」と発表した。

米太平洋軍もミサイルが「ほぼ即座に爆発した」とし、ミサイルの種類については分析中だと述べた。

ホワイトハウスによると、ペンス副大統領は韓国に向かう機内で報告を受け、トランプ大統領と連絡を取ったという。

韓国の聯合ニュースは情報機関筋の話として、ミサイルが発射場所からそれほど飛ばなかったようだと述べた。北朝鮮は今月、同地域から弾道ミサイルを発射していた。

韓国・慶南大学の極東問題研究所に所属する軍事専門家、Kim Dong-yub氏は、この日の発射が前回の発射を受けて計画されていたようだとした上で、「新型ミサイルか改良型の実験の可能性がある」との見方を示した。
(出典 REUTERS ロイター

 

北朝鮮のミサイル発射は失敗、ICBMではない

北朝鮮は4月16日朝、アメリカのペンス副大統領が韓国に向かう途中、弾道ミサイルを発射をし、失敗したと見られている。アメリカのマティス国防長官は声明で「大統領と国防チームは、北朝鮮によるミサイル発射は失敗だと認識している。これ以上はコメントしない」と表明した。

北朝鮮が、アメリカ本土を射程に置くICBM(大陸間弾道)ミサイルの発射に踏み切れば、アメリカとの対立構図は決定的になる。
今回の発射はICBMではないとの見方が出ているが、ペンス副大統領に同行したホワイトハウス当局者は、今回の北朝鮮のミサイル発射を受けて報道メディアに、トランプ大統領は軍事的なものを含め幅広い選択肢を準備していると説明した。

アメリカは北朝鮮の「体制転換」ではなく「核開発」を放棄させる事を目指すとしているが、原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群を朝鮮半島近海に派遣し、北朝鮮に強い圧力を掛けている。
 

当面のイベントとリスク要因

北朝鮮がアメリカの圧力を無視して核実験を断行すれば、アメリカは軍事行動に踏み切る可能性がある。来週のマーケットは、このテールリスク絡みの憶測報道には最大限の注意が必要だ。

4月18日は日米経済対話、中国への為替操作国認定の見送りを受けて、アメリカから貿易不均衡問題で圧力が掛けられる可能性がある。

4月23日はフランス大統領選挙、国民戦線ルペン党首の躍進を警戒するユーロ売りに注意。

4月25日は朝鮮人民軍創建85周年、北朝鮮がミサイル発射や核実験に踏み切るリスク。

5月2日、3日はアメリカFOMC、現状維持が見込まれており、イエレン議長の会見は予定されていない。

5月7日はフランス大統領選決選投票、事前にルペン党首に対する警戒感が強まれば、リスクオフの円買いとフラン買いが優勢となる。

5月9日は韓国の大統領選挙、北朝鮮が挑発行動に出るリスク。

 

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