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北朝鮮リスク 【平壌で実施した記念行事で軍事パレード】=マーケットは円高バイアス

(出典 REUTERS ロイター

北朝鮮は15日に平壌で実施した軍事パレードで、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)用の可能性がある発射管付き車両を初公開した。発射管の中に実際にミサイルが入っていたかどうかは不明だが、韓国軍筋は聯合ニュースに対し「新型ICBMと推定される」と語った。

米本土への攻撃能力を示し、けん制する狙いとみられる。日米韓は北朝鮮が6回目の核実験やミサイル発射実験など挑発行動に踏み切る可能性があるとみて今後も警戒、監視を続ける。

パレードは故金日成主席の生誕105年の記念行事。金正恩朝鮮労働党委員長が観閲する中、パレードでは弾道ミサイルが次々と登場した。(出典 REUTERS ロイター

 

北朝鮮に対する軍事攻撃は、はじまるのか

日本時間の4月15日午前10時に北朝鮮の平壌で、金正恩委員長の祖父、故・金日成首席の生誕105周年の記念日を迎えた。節目にあわせた挑発(核実験や弾道ミサイル発射)が警戒される中、金正恩委員長が出席し、大規模な軍事パレードが行われた。

世界最強ともいわれる攻撃型空母「カール・ビンソン」を中核としたアメリカの空母打撃群が、北朝鮮近海に向かって攻撃準備を進めている中、祝賀行事で演説をした崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長は、アメリカに対して「全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃で対抗する」と述べて、対決姿勢を強めている。

アメリカのワシントン・ポストは4月14日、トランプ大統領が北朝鮮に対して核ミサイル開発を放棄させるために「最大限の圧力」をかける方針を決めたと報じた。既にアメリカ軍は朝鮮半島周辺への展開を進めており、朝鮮半島情勢のリスクがヤマ場を迎える中、マーケットも固唾をのんで、金正恩委員長の出方に注目している。
 

強まる円高バイアス

来週の外国為替市場は、北朝鮮情勢を巡るテールリスクによって、多くの投資家がリスク回避の行動を強め、円高圧力が掛りやすい展開が予想される。

トランプ大統領は4月12日のWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)とのインタビューで「ドルが強くなり過ぎている」とドル高牽制発言をし、為替調整経由の貿易赤字縮小に改めて意欲を示しており、更に為替報告書で中国を為替操作国と認定しないと述べているので、為替政策では日本に圧力が向けられる可能性が高い。

商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、ヘッジファンドなどの投機筋はドルのネットのロングポジションを、年初の260億ドルから160億ドルに減少させている。

考えられるドル買い要因は、主に短期筋のポジション調整程度で、来週は朝鮮半島有事に関する憶測報道も多く出る事が予想されるので、FX投資家は大きな損失を回避する為にも、常に下値警戒感を持って起こり得る最悪の事態に常に備えておかなければならない。

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