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トランプにターゲットにされたトヨタ自動車

 2月2日、トヨタ自動車 の豊田章男社長は、安倍首相と3日に会うかどうかについては分からないと記者団に述べた。写真は豊田社長。ミシガン州 デトロイトで1月撮影(2017年 ロイター/Mark Blinch)

安倍首相と3日に会うかどうか分からない=トヨタ社長

トヨタ自動車(7203.T)の豊田章男社長は2日、安倍首相と3日に会うかどうかについて、スケジュールの問題などから、はっきり分からないと記者団に述べた。

 

豊田社長は、トランプ米大統領が求めている北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に関連して「ルールが変わる場合は、そのルールにあわせて、またさらに企業努力を重ねていきたい」と語った。

トランプ氏が日米の自動車貿易を巡って日本を批判していることについては、これまでにトヨタは米国での現地生産を増やしてきており、「ブランド的には日本かもしれないが、いろいろな人のため、いろいろな車を作っている。われわれも米国のメーカーの一つではないか」と理解を求めた。

出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース 

 

トランプとトヨタ

 

トランプが日米の自動車貿易を不公平と批判しているが、トヨタはこれまで多くの米国生産をしているし、サプライチェーン(調達網)も作り上げてきた。更に、先月にはトランプからメキシコ工場の建設に対してトランプ砲(メキシコではなく米国に作れ)を受けた時も、今後5年間で米国に100億ドルを投資する発表をしている。

トランプもトヨタが米国に対して雇用と投資の両方で貢献している事は、当然分かっているだろう。しかし、トランプは製造業と忘れられた人々の怒りと不満を解消させなくてはならない。その矛先として向けられたのが、日本を代表する製造業のトヨタだ。

しかし、トヨタや他の自動車メーカー等をやり玉に上げても、米国の製造業の復活は難しい。だからこそ、トランプはパフォーマンスとしてトヨタ等をやり玉に上げ続けるしかないのだろう。