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FX

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東芝の株価 : 200円を割れない - しぶとい

 1月30日、三菱UFJ信託銀行など複数の信託銀行は、過去の東芝の不正会計によって株価が下落し顧客資産が目減りしたとして、数億円から10億円の損害賠償請求訴訟を準備している。写真は東芝の看板。ニューヨークで昨年12月撮影(2017年 ロイター/Andrew Kelly)

三菱UFJ信託銀行など複数の信託銀行は、過去の東芝の不正会計によって株価が下落し顧客資産が目減りしたとして、数億円から10億円の損害賠償請求訴訟を準備している。各社の広報担当者が明らかにした。

 

2015年に発覚した東芝の不正会計問題で株価が下落し、顧客資産に損失が生じたという。三菱UFJ信託銀行の請求額は約10億円になる見込み。三井住友トラスト・ホールディングスとりそな銀行が出資する日本トラスティ・サービス信託銀行、みずほフィナンシャルグループ系列の資産管理サービス信託銀行も損害賠償請求を検討している。

出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

東芝半導体事業への投資は難しい=キャノン副社長

キヤノンの田中稔三副社長は31日の2016年度決算発表の席上、東芝 が分社する方針を決めた半導体メモリー事業への投資について、「成長への投資が目白押しで、東芝半導体事業への投資は難しい」と述べた。

出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

崖っぷちの東芝

 

東芝の不正会計問題、三菱UFJ信託などが損害賠償請求へ動いている。キャノンからの半導体事業への投資も期待は出来ない。まさに踏んだり蹴ったりの状態が続いている、世界の東芝。今後の先行きは真っ暗だ。

 

2016年末に突如株式市場に爆弾(原子力事業で数千億円の減損の可能性発覚)を投下した東芝、今度は水力発電設備の検査でも不正を行っていた事が明るみに出た。まさに負の連鎖が止まらない東芝だが、株価がしぶとく200円を割らないのは、「さすが世界の東芝」だと楽観視しても良いのだろうか?

東芝の株は取引の注意喚起を促す「特設注意市場銘柄」である。その解除を目指して「企業統治改善の確認書」を東証へ提出する見通しだが、これまでの不正や隠蔽の連鎖を見ていると、まだ発覚していない爆弾があるかも知れない。

 

東芝の株価が200円を割る頃には、マネーゲームの対象となっている事だろう。思えば世界の東芝の没落の序章は2006年だったのかも知れない。東芝が米原子力大手「ウエスチングハウス」を約6000億円で買収したのは2006年だ。そして東芝が満を持してHD DVDプレイヤーを発売したのも2006年だった。この時から債務超過へのカウントダウンが始まっていたのだ。