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迷走するトランプ

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サンフランシスコ市がトランプを提訴

トランプ大統領が不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」への連邦交付金の削減をめぐる大統領令に署名したことを受け、 こうした聖域都市の1つとして知られるサンフランシスコ市は31日、米国憲法修正第10条に違反するとして訴訟を起こした。

出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

トランプの右腕が移民強硬路線を主導

トランプ米大統領が移民・難民の入国制限を決めた大統領令の作成に当たり、強硬路線を主張した人物。それは大統領の右腕として政権内で台頭するスティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問だ。国土安全保障省(DHS)高官は当初、大統領令の制限に該当するイスラム圏7カ国の出身であっても米永住権保持者には適用されないという解釈だった。しかし、複数の当局者は、バノン氏と同氏に近いスティーブン・ミラー大統領補佐官がこれを却下したと明かした。

 

DHS関係者は、今回の移民政策転換を巡って移民、関税、国境管理の関連機関とホワイトハウスとの協議はほとんどまたは全くなく、それが大統領令適用を巡り混乱拡大につながったと明かす。

 出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

移民入国制限に反対した司法長官代行を解任

トランプ米大統領は30日、難民・移民の入国を制限する大統領令を擁護しないよう司法省弁護士に指示したイェーツ米司法長官代行を解任した。スパイサー大統領報道官がツイッターで明らかにした。報道官によると、大統領は後任にバージニア州東地区ダナ・ボエンテ検事を指名した。

 

イェーツ氏は、オバマ前政権下で司法副長官を務め、トランプ政権になっても政権側の意向で長官代行を務めていた。イェーツ氏は30日、今回の大統領令が合法であるとの確信が持てないとし、司法省は擁護しないとの見解を明らかにした。その1時間後に解任されたことになる。

出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

オバマ前大統領が入国禁止令で声明

米国のオバマ前大統領が退任後初となる声明を出し、トランプ大統領の政策に抗議する市民らの運動に「勇気づけられている」と述べた。報道官を務めるケビン・ルイス氏は、オバマ氏が退任演説で、市民が果たす役割の重要さを強調していたことを指摘した。

 

オバマ氏は、米国民には選挙期間だけでなく、普段の生活の中でも「民主主義の守護者」としての責任があると述べていた。オバマ氏は声明を通して、米国の価値観が危機にさらされた時、憲法で保障された集会の自由を行使して声を上げることは、まさに市民の取るべき行動だと主張している。トランプ大統領の外交政策に対しては、これまでも発言してきた通り、宗教や信念に基づく差別には断固として同意できないとの姿勢を改めて示した

(出典 CNN.co.jp

 

対象国が反発、米入国禁止措置

イランの外務省は今回の米大統領令について「侮辱的」「過激主義者への贈り物」と形容。「米国政府のイラン国家に対する侮辱的な規制が排除されるまで、国民の権利を守るための対抗措置」を講じると表明した。

 

イラクの外務省は「遺憾と驚き」を表明し、両国が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との戦闘で勝利を収めつつある中でこうした決断が下されたことは「不運」だと指摘。「米国の新政権はこの誤った決定を見直す必要がある」と強調した。

 

スーダンの外務省は「米国に住むスーダン人は米国の法律を守り、過激派や犯罪に関与しないことで定評がある」と述べ、米政府に対してスーダンのテロ支援国家指定を解除するよう促した。

 

イエメンの副首相兼外務相はツイッターへの投稿で、米国への入国禁止措置について「正当化できない」「テロリストを支援し、人々の間の分断を広げる」と指摘。外務省は、テロの根源になりかねない存在としてイエメン市民を分類することは「不当」だと訴えた。

 (出典 CNN.co.jp

 

トランプは「どこに向かって行くつもりなのか?」

 

米野党の民主党は、ワシントンで大規模な抗議集会を開き、トランプの「入国禁止の大統領令」に対して対決姿勢を鮮明にした。更に民主党は「大統領令を無効にする法案」を議会に提出する事で、閣僚の議会承認手続きの先延ばしを図る構えを示している。

 

トランプは大統領令に異議を唱えた司法省トップを解任した。独裁的な暴走だと形容されかねない行動に出たトランプだが、反移民政策は大統領選挙期間中に繰り返し述べていた事であり、トランプにとっては粛々と実行に移しているだけなのであろう。

 

しかし、ここまで強硬的に実行に移すと思っていなかった人が多いからこそ、トランプは世界的に世論から非難されているのだろう。トランプの行きつく先は米国の分断ではなく、世界の分断なのかも知れない。グローバル経済を作ってきた米国が、トランプによって根底から破壊されようとしている。トランプはグローバル経済を壊し、米国を保護主義に向かわせた後、どのような世界形成を目論んでいるのだろうか?