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トルコリラ円の戦略

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(出典 https://www.investing.com/

 

半年間のトルコリラ円の価格推移

米大統領選挙結果を受けて一時30.86まで円高が進行し、その後のトランプラリーの円安局面の最高値が34.00水準が限界、その後は30.00の下値トライに成功、更に利上げは無し、相変わらず政局不安とテロ・地政学的リスクは高まる一方で、今後の下落余地はかなり大きいと予測できる。

 

トルコリラ円の投資戦略「ナンピン」

どうしても高金利が魅力のトルコリラ円でFX投資をしたい人、または既にトルコリラ円のロングポジションを保有しており、損切りをしたくない人は、長期ナンピン投資法しかないだろう。

トルコリラ円の先行きはかなり暗い。トルコ国内だけではなく近隣の中東やEUの政局不安も含めて、ネガティブ材料はいくらでもある。一方ポジティブ材料はほとんど見当たらない。エルドアンが通貨政策を変更してトルコ中銀が利上げでもしない限り、トルコリラ円の上昇材料などは皆無に等しい。

それならば、今後もトルコリラ円が下落幅を広げていく事を想定した投資方法(ナンピン)を検討して見るのが良い。ザックリと説明すると、30.00でロング、20.00で再度ロング、これでポジションの平均値は25.00になる。スワップ金利をコツコツと得ながら、26.00で利益確定をする手法である。

 

無計画な人はナンピン投資をやってはいけない

ナンピンで最も注意しなければいけないのが、厳格な資金管理とポジション管理だ。最初に明確に言っておこう。金銭管理に無計画な人は、ナンピン投資には手を出さずに、下落時には潔く損切りをして、仕切り直した方が良い。

日頃から自分の投資資金のマネジメントが出来ない人、一度も家計簿をつけた生活を送った事が無い人、金銭管理にだらしない人は、自分の資金力の限界ラインを見極める事も出来ず、適当な値幅間隔でポジションを保有してしまい、相場の下落時には無計画に買い増しを続けて、最後は買い増す資金が底を尽き、強制ロスカットになってしまう。

 

投資計画を立てる

大きな資金力を有している投資家は、有る程度闇雲にポジションを取っても無限ナンピンで切り抜ける事が出来るが、普通の投資家は自分の資金力に合致する投資計画(取得ポジション計画)を事前に立てないと、失敗する。

まず、トルコリラ円投資に投下できる自分の資金力を明確に把握する。そして自分の資金力に対する限界ライン(ロスカットの水準)から、ポジション数や値幅間隔を決める。

一つの例として解説しよう。スタート地点を30.00とする。そして10.00に下落してもロスカットされないだけの投下資金を用意して、平均ロングポジションが20.00付近になるように調節する。ポジションは急激な相場変動時のヘッジの為、1万通貨単位ではなく1000通貨単位で小さくして、ロングポジションの値幅間隔も3円~5円間隔に設定する。100万円程度の投下資金があれば、ロスカットに怯えず、スワップを得ながら長期の相場の波を捉えて為替差益も狙える。

 

FXでトルコリラ円にチャレンジしたい人へのアドバイス

トルコリラ円の先行きはかなり暗いが、長期的な目線で40.00からギリギリ45.00程度の反発は見込めるだろう。それならば、資金とポジション管理を厳格にして、ナンピントレードをする事でスワップ収入を得ながら最終的に売買益も狙える超長期投資としては、トルコリラ円は悪くはない。

但し、厳格な資金・ポジション管理が必要なので、日頃から金銭にだらしない人、無計画な人には向かない。また、資金効率を求めるアクティブな投資家にも、最終的な利益確定まで3年超は掛かってしまうので、トルコリラ円の長期ナンピン投資法は向かないだろう。

長期で資金計画を立てるのが好きな人、アクティブ投資よりもコツコツ型の堅実な投資が好きな人、更に計画的な資金・ポジション管理に自信がある人は、高金利のトルコリラ円に投資する甘味は十分にあると言える。

 

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