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FX

トルコ「投機的水準に格下げ-フィッチ」

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(出典 ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース

 

トルコリラ「投機的水準」

格付け会社のフィッチ・レーティングスは27日、トルコの国債(外貨建て長期)の格付けを投資適格級の「トリプルBマイナス」から投機的水準の「ダブルBプラス」に引き下げたと発表した。

今までも繰り返し注意喚起をしてきた事だが、FX投資でトルコリラ円に資金を投下するのならば、資金管理とポジション管理の両方で的確なマネジメントが出来ないと、ロスカットへの道を一直線に歩む事になる。

 

唯一適格級を維持していたフィッチの判断

大手格付け会社3社(スタンダード&プアーズ、ムーディーズ、フィッチ)のうち唯一、投資適格級を維持していたフィッチの格下げにより、トルコは政府や民間部門の資金調達コストの一段の上昇が見込まれる。フィッチによると、昨年7月のクーデター未遂事件後の政治状況や治安の悪化が、経済のパフォーマンスや公的機関の独立性を弱めている、と指摘した。

 

エルドアン政権とトルコリラの先行き

エルドアン政権はクーデター未遂事件後、非常事態宣言を発令して大規模な弾圧を続けている。今春にはエルドアン大統領に広範な権力を集中させる憲法改正の是非を問う国民投票が控えており、政治の先行きへの不安と相次ぐテロなど治安の悪化から経済活動の停滞が懸念されている。

トルコは2016年7~9月期には7年ぶりのマイナス成長を記録した。トルコリラが下落しても、高金利を嫌うエルドアン政権による圧力で、トルコ中銀は大幅利上げなど大胆な通貨防衛に踏み切れないでいる。利上げ無しでは、トルコリラの下落に歯止めを掛ける事は難しい。