FX

Market quotes are powered by TradingView.com

トランプは動いているのか?動かされているのか?

The time for empty talk is over.

Now arrives the hour of action.

空白の時間は終りだ。

さあ、行動のときだ。

f:id:universaldiary:20170124063211j:plain

トランプ米新大統領は保護主義への傾斜を強めている。就任演説では選挙戦中の言い回しを繰り返し、これまでは米国民が痛めつけられてきた暗黒時代だったと説明した。

そしてこうした状況だから、海外に手を差し伸べるのをやめて米国の経済成長に専念するのだという自らの政策を正当化した。だがこの姿勢はすぐに厳しい国際経済の現実にぶつかる公算が大きい。

そもそもトランプ氏の出馬は、国民の恐怖をあおる作戦に乗って実現したものだ。昨年7月の共和党大会における演説では、外国人が米国人の雇用を奪い、米企業は海外移転が続いているとの批判を展開。犯罪的な不法移民が街をうろついているとも発言していた。

トランプ氏はこうした点を就任演説でことさら強調し、米国は「荒廃と衰退」に見舞われながら、他国が米国の支援で豊かになったと指摘。挙句の果てに1930年代の孤立主義者が呼号してきたため悪名が高くなった「米国第一」を政策スローガンに採用した。「保護(プロテクション)こそが偉大な繁栄と強さにつながる」というのだ。

 

jp.reuters.com

 

忘れ去られた人々とは誰か?

The forgotten men of our country will be forgotten no longer.

You will never be ignored again.

「この国の忘れさられた人々は、もう再び忘れ去られる事はない」

「あなたは再び無視されることは決してない」

忘れ去られた人々、無視された人々とは、誰のことを指すのか?ワシントンとエリート層に搾取された貧困層、工場が閉鎖されて失業を強いられた白人の低所得者層の事だろう。もしかすると、忘れ去られた人々の中には、トランプ本人も含まれているのかも知れない。

 

 トランプの背後にいるクシュナー

トランプは長女イバンカの夫の実業家クシュナーを大統領上級顧問に就けた。ユダヤ人の同氏が政権の中枢に入る事でトランプ政権は、当然親イスラエル色を強めていくだろう。米国では反縁故者法により近親者の登用が禁止されているが、クシュナーは無給であるので問題ないとトランプ政権は説明している。

クシュナーはトランプの大統領選中に演説対策、政策策定、財務管理のマネジメントを行っていた。トランプのSNSを利用したメディア戦略も、クシュナーの方針だ。

ユダヤ教の戒律に従った生活を送っているクシュナーがホワイトハウスに入る事で、トランプに多大な影響力をもたらすことは必至だ。もしかすると、彼こそがトランプを影で動かしている一人なのかも知れない。

(現役デイトレーダー)