読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FX

NYダウ「2万ドルの大きなレジスタンス」

NYダウは過去1カ月以上、高値圏での推移が続いているが、なかなか2万ドルの大台に乗る事が出来ない。昨年末には大きな期待と共に2万ドル到達が確実視されていたが、ここまで頭を抑えられると、そろそろ下落リスクの警戒感も高まってきそうだ。

f:id:universaldiary:20170123195413p:plain

(出典 https://www.investing.com/

 

NYダウの行方

大統領就任式が行われた20日、NYダウはトランプの演説を受けて一時下落する場面もあったが、後半はプラス圏で推移し、94.85ドル高の1万9827.25ドルで終了した。

就任演説には期待と警戒感が入り混じっていたが、減税や財政出動の具体的な言及がなかった事や、低支持率とデモの報道が目立ち、ネガティブなリスクオフが優勢となってしまった。

結果的にトランプの演説は米国第一主義の印象形成を強める事に終始してしまったが、ポジティブが全く無かった訳でもない。演説後、海外企業に米国への積極投資をする動きが見え始めてきた。台湾の鴻海精密工業が22日、液晶パネル工場を米国に新設する検討に入ったと表明したのだ。

海外企業の米国への投資は雇用、個人消費には当然ポジティブである。但し、トランプはTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)離脱とNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉を表明しており、これが米国への投資を鈍らせるリスク要因として警戒している投資家も多いと思われる。

トランプのこの決断が、海外展開する米国企業や米国への投資を検討している海外企業にとってポジティブに作用するのか、ネガティブに作用するのか、トータルでの判断が難しいところだ。仮に、もしネガティブに作用した時、トランプが上手くマイナスを吸収させる事が出来ずに投資家マインドを低下させてしまったら、トランプラリーの賞味期限切れによるNYダウ下落の危険性は避けられないだろ。

(現役デイトレーダー)