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FX

トランプ大統領誕生で米中貿易戦争が勃発か?

NY市場のドル円は1週間ぶりの高値となる115.29をつける場面もあった。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が景気に弱気の認識を示した事で、ユーロドルが下落した事もドル円の上昇を支えた要因だろう。一方ダウは19732.40(前日比-72.32)、大台の2万ドルを目前にしながら依然として足踏み状態が続いている。

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(ドル円チャート 出典http://jp.reuters.com/

 

高値が切り下がっているドル円

115円台に復活したとは言え、ダブルトップを形成したレジスタンスラインの118.60水準から、高値は切り下がっている。しぶとくトランプラリーは継続中だが、トランプから初めてドル高牽制発言も出た事を考慮すると、円高圧力の方がやや優勢だろう。但し、トランプの就任演説では爆弾発言が飛び出る可能性もあるので、ドル高に行くのか円高に行くのか、どっちに向かうのかは最後の最後まで分からない。

 

米国 VS 中国 「貿易戦争」

共産主義の中国が、グローバル経済の聖地とも言える世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席をした。そして習近平国家主席は、「世界を混乱させている問題はグローバリゼーションが原因ではない。貿易戦争に勝者はいない」、と発言した。

この発言に何も驚く材料等は無い。なぜなら、中国は膨大な貿易黒字を積み上げているからだ。問題なのは、グローバル経済の中心から離脱しかけている米国との関係悪化である。

自国第一主義を掲げるトランプは、世界中からドルを吸い上げて米国本土に呼び戻して成長を促そうとしている。一番懸念すべきは、やはり「国境税」だろう。トランプが本気で「国境税」で中国と貿易戦争に突入したら、当然報復関税を呼び、収拾がつかない事態になりかねない。

もしも米中貿易戦争が勃発したら、アメリカに大量に輸出をして、中国から大量に輸入をしている日本は、かなり微妙な立場に立たされる。そして為替相場は乱高下するだろう。

(現役デイトレーダー)