読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FX

ジャネットの発言がトランプラリーのドル高をサポート

最近のドル円相場の動きが荒くなっている。トランプ砲(ドル高牽制)の発射を受けてもドル円の下げが112円半ばで止まり、113円台を回復した事、そこにジャネットFRB議長が米国経済に自信を示し、利上げに前のめりになった事で114円台に復活した。やはりトランプラリーのドル高は相当にしぶとい。

ジャネットの発言を受けてドル高円安、日経平均株価も1万9,000円台に復活をした。結果としてジャネットがトランプラリーをサポートする形になった。

f:id:universaldiary:20170119185501j:plain

(出典 http://jp.reuters.com/

 

ジャネット「2019年末まで利上げは毎年数回のペースで」

18日、ジャネットは講演で米雇用回復とインフレ基調の継続を受け「2019年末まで政策金利を毎年数回のペースで引き上げるとの見通し」をFRB(米連邦準備理事会)内で共有していると述べた。これを市場が織り込んだ時、「ドル高」の流れが復活した。但し、ジャネットは「ドル高は輸出の妨げになっている」とも発言したが、これは市場に「ドル安要因」として材料視されなかった。

トランプ砲(ドル高牽制)とジャネット砲(ドル高は輸出の妨げになっている)の二つの砲撃を受けたのに、ドル円相場は112円台の半ばをサポートして、再び115円台を目指す動きになったのは、いささか不気味でもある。トランプラリーのドル高、最後の悪足掻きなのだろうか?

 

トランプラリーのドル高の行方

トランプラリーのドル高を終焉させる事が出来るのは、やはりトランプだけなのかも知れない。前回の会見ではロシアのサイバー攻撃問題が中心となったが、1月20日の就任演説では確実に経済政策(インフラ投資、減税)について語ってくるはずだ。ここでもう一撃、強烈なトランプ砲が発射されれば、大本のドル高の流れが反転するだろう。

 

ドルの上値のターゲットは118.60、下値は111.80

トランプの就任演説で大きなドル円相場の流れが見えくるだろう。ドル高にポジティブな発言が出れば、トランプラリーのドル高継続で118.60を目指す展開になり、トランプ砲(ドル高牽制)が発射された場合は111.80の下値トライの動きが予測できる。

f:id:universaldiary:20170119191857p:plain

(ドル円チャート 出典 http://jp.reuters.com/

118.60付近のダブルトップを付けた後は、高値は切り下がっている。112.57のサポートは「トランプラリーのドル高」、最後の抵抗だとすれば、「ドル高」に対するネガティブ材料が1月20日に出れば、112.57のサポート、そして目先の最終サポートの111.80を下抜けてドル安円高の方向に振れて行くだろう。

(現役デイトレーダー)