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FX

トランプラリーの調整

先日のトランプの記者会見、いろんな所で「期待はずれ」だと言われているが、トランプが「期待はずれ」な事をしたのか?それとも「期待はずれ」な事をさせられてしまったのか?

メディアの質問は最初からロシアのサイバー問題に集中しており、会見の焦点が経済政策に行かないようにする意図があったように思える。

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(出典 http://jp.reuters.com/

 

トランプラリーは終わったのか?

悲観的に見れば終わりは近い。しかし、101円台から始まったトランプラリーは118円台までドルを吊り上げた。楽観的に考えれば、現時点での115円前後のレベルは調整の範囲内と言える。

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(出典 https://www.investing.com/

トランプ会見ミニショックで118.60付近のレジスタンスは遠くなってしまった。今は更なる調整圧力の方が可能性としては高い。一方で、1月20日にトランプが市場の期待に応えられる発信が出来れば、ドル高のトランプラリー継続も可能だろう。しかし今回の会見のような仕掛けが起きれば、トランプラリーは終わりを迎える事になるだろう。

  

トランプと共和党

気になるのは、トランプと共和党の調整がどこまで進んでいるのか、と言う点だ。トランプの掲げる1兆ドル規模のインフラ整備を中心とした財政政策は、共和党の伝統である「小さな政府」とは対立する。

次に減税政策(連邦法人税を35%から15%、富裕層減税や子育て支援減税など約4兆ドル規模)だが、トランプのスタンスはこれだけの減税をしても年金等の支出は維持する姿勢だ。そうすると当然財政赤字は拡大する。ここをどう乗り切るつもりなのだろうか?トランプの経済政策を実行に移す為には、議会との調整が高い壁になりそうだ。

(現役デイトレーダー)