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FX

はたしてトランプは何を語るのだろうか?

10日のNYダウは19855.53(前日比-31.85)で、またしても2万ドルの大台を目前に上抜ける事が出来なかった。今週本格化する企業決算で、ドル高の影響を見極めたい投資家心理と原油安などを背景にした売りもあったとは思うが、やはりトランプの会見に対する警戒感から積極的な買いの方向には行けなかったのだろう。

どんな発言が飛び出るのか?予測不能なトランプの会見。はたして、ドル高牽制発言は出るのだろうか?

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(出典 http://jp.reuters.com/

 

どうなるドル円の行方?

昨日のNY時間では115円の前半まで下落したが、115円のサポートラインは割らせなかった。本日のオセアニア時間から東京時間に掛けて116円を超えてきたが、トランプの会見でもしもドル高牽制発言が出たら、再度115円の下値トライの方向に傾く事は避けられない。

トランプが為替に関するコメントをするのであれば、積極的にドル高を歓迎する発言よりも牽制する発言のほうが現実味はあるので、ドル下落の方向に行き易いと思うが、もし、トランプが現在の為替水準に関するコメントを一切しなかった場合は、買いの仕掛けが入る可能性もある。

トランプの会見内容とその後の市場の受け止め方、動きを見極める前にポジションを取るのはリスクが高い。FX投資家のみなさんは注意をしていただきたい。

 

どうなるトランプの会見?

トランプは日本時間12日未明にNYで記者会見を行う。もともとトランプの会見は昨年の12月に予定されていたが、延期になっていた。「いつやるのか?」と世界中が注目していたところ、突然ツイッターで開催を発表した。

気になる内容は、トランプの不動産事業と大統領職の利益相反の解消に関する説明が中心になると言われている。しかし、トランプは想定通りに収まらない危険性が高い。為替や経済・外交などの政策に関する想定外の発言も飛び出る可能性は十分に有り得る。もしもトランプの口からサプライズ発言(ドル高牽制など)が飛び出れば、市場に与えるインパクトは大きく、投機の仕掛けも巻き込んで相場は乱高下するリスクがある。

 

トランプ砲の威力

トランプのツイッターはトランプ砲とも言われているが、ここまでツイッターを活用して世界中にサプライズを与えた政治家は他にいないだろう。つい先日もトランプ砲に狙われたトヨタは、社長が会見を開いて、今後アメリカへ新たに100億ドルの投資をすると発表した。そして麻生財務大臣はトヨタの方針について、「目の付け所は悪くない」と歓迎した。まさに無敵の様相を呈するトランプ砲である。

トランプ砲には批判もあるが、トランプがここまでツイッターで頻繁に自身の考えを表明しているのは、主要マスコミに対する不信感が強い事を如実に示している。世界で最も影響力を持つアメリカの次期大統領のトランプが、マスコミ報道ではなくインターネットを通じた情報発信を選択した事で、今後のマスコミの影響力の低下は避けられないだろう。

(現役デイトレーダー)