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FX

まさに驚異!トランプラリーと株高とドル高

今週のNYダウは19843.41、日経平均株価は19401.15で引けた。どちらも2万ドルと2万円の目前まで迫っている。ドル円は117.91、ユーロドルは1.0450で若干の調整は入ったが、いずれも120と1.0000の方向へと進んでいる。個人投資家の多くが「もうそろそろ調整圧力で下落するだろう」と警戒して足踏みしている。しかし、それを嘲笑うかの如く株高とドル高のトランプラリーが続いている。

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(出典 http://jp.reuters.com/

(出典 rdsig.yahoo.co.jp

先週のユーロ・ドルは軟調推移。米金利見通しの引き上げを意識したユーロ売り・米ドル買いは続いており、一時1.0367ドルまでユーロ安・米ドル高に振れる展開となった。欧州の金融不安が払しょくされていないこともユーロの反発を抑える一因となった。取引レンジ:1.0367ドル-1.0670ドル。

 

重要な岐路に立つユーロドル

今週のユーロドルは1.0450で引けた。もし、この水準を本格的に下抜けたら次のサポートは、もう無い。落ちるところまで落ちて行くだろう。はたして年内のトランプラリー加速中に1.0000まで到達するだろうか?ECBによる金融緩和政策の継続と2017年の米利上げペースの上方修正、更に米長期金利の上昇基調が続けばユーロの下落にストップを掛ける材料が見当たらない。

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(出典 http://www.investing.com/

来年の欧州はドイツやフランス、そしてイタリアの選挙が控えている。そしてギリシャの金融支援問題やイタリア銀行問題も抱え、更にドイツ銀行の破綻危機も有している。来年のユーロドルのターゲットは、ドル高によって0.9000付近になると予想出来る。ここのままドル高が継続すればユーロが「過去の介入レベル」まで下落する可能性は高い。

 

トランプラリーでドル円は120に到達するのか?

アベノミクス相場でも約3カ月も掛かった円安の流れを、わずか1カ月程度で強引に15円以上のドル高円安相場に持ち込んだトランプラリー。はたして年内に120を上抜けるのだろうか?

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(出典 http://www.investing.com/

ドル円の125.00の水準は、かつて日銀の黒田さんが円安警戒をした水準であり、上値の目途となるだろう。米大統領選挙後の異常とも言えるトランプラリーのドル高に、どこで調整が入るのか?ECB、OPEC、FOMCなどのイベントは、トランプラリーにストップを掛ける事は出来なかった。やはり、期待相場から現実相場への転換を迎える1月20日以降までは、トランプラリーによるドル高は継続なのだろうか?それとも、クリスマス休暇から年末のどこかで、短期筋が仕掛けてくるだろうか?

 

株高はどこまで行く?どこで「売り」の仕掛けが来る?

史上最高値を更新し続けるNYダウ、そして年初来高値を更新した日経平均株価。トランプラリー相場のバブルに乗せられて、両方とも2万ドルと2万円の大台を目前に控えている。

【NYダウ】

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【日経平均株価】

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(出典 http://finance.yahoo.co.jp/

トランプ次期政権への「期待」が「不安」に変わった時、更に「失望」に変わった時に、大きな仕掛けが来るであろう。特にリーマンショック後から一方的な上昇を続けているNYダウが、下落に転じた時のマイナスのエネルギーの大きさを想像すると身震いがする。個人投資家は投機筋の餌食にならないように、上手く相場の転換点を見極めて、「その時」が来るまでに利益確定をして逃げ切る事を、今のうちから考えておくべきだろう。

(現役デイトレーダー)