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FX

FOMCを振り返る

2016年には年4回の利上げがあると言われながらも、度重なる見送りで、「利上げやるやる詐欺」とまで揶揄されたFOMCだが、今回は市場の予測にようやく応えた。今後の展望として政策金利の見通しが上方修正され、利上げペースが2回から3回に早まるとの観測からドル全面高を誘った。しかし、インフレ予測は1.8%と9月時点の予測と変わっていない。インフレ予測が変わっていないにも係わらずFOMCが利上げをするのは、トランプ次期政権に対する期待の表れなのだろうか?

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(出典 http://jp.reuters.com/

(出典 news.finance.yahoo.co.jp

12月14日の米国株は8日ぶりに反落した。13・14日開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、雇用の堅調な伸びや物価上昇を受けて、政策金利を0.25%引き上げ、0.50~0.75%とすることを決めたが、来年以降に利上げペースを加速させる可能性が示されたことが嫌気された。一方、15日の日経平均株価は円安を好感し上昇後、利益確定売りも出て一時はマイナスに転じた。だが結局は1万9273円(前日比20円高)で引け、年初来高値を更新した。

 

FOMC後のトランプラリー

FOMCも終わり、今世界中の投資家たちが注目しているのは「トランプラリーがいつまで続くのか」、これに尽きるだろう。米利上げ観測の拡大はトランプ政権への期待を後押しするものであると考えられる。更にOPEC減産合意にECBの金融政策変更リスクの消滅など、リスクオフの流れからトランプラリーがストップさせられる事は無さそうだ。

 

利上げペースの加速とトランプ政権

トランプ氏の政策が現実に実施された場合は、確実に利上げペースは加速されるものと思われる。大規模減税とインフラ投資は内需を刺激して個人消費とインフレ圧力を強める。そうなれば経済・物価安定の為に利上げペースは加速するだろう。

(現役デイトレーダー)