FX

Market quotes are powered by TradingView.com

トランプラリーの円安は、いつまで続くのか?

f:id:universaldiary:20161207013937j:plain

http://jp.reuters.com/

 

トランプさんに振り回された日本市場

トランプ相場で日本市場は大混乱ですね。最初は株価は大きく下げて、為替は円高に振れましたが、翌日は大きな反動で株価は大きく上昇して、為替も円安に振れました。

特にFXにおいては、円高に振れた時にドル円のロングポジションがストップロスに巻き込まれて、そこから損失を取り戻すために新規のショートポジションを持ったら、今度はトランプさんの勝利が確定した後の急激な円安相場で、ロングとショートの両方でストップロスに巻き込まれた人も多いのではないでしょうか?いわゆる「往復ビンタ」を食らってしまった悲惨な投資家のみなさん、挫けずに次のチャンスを狙って頑張っていきましょう。

 

トランプラリーの円安は、いつまで続くのか?

さて、ここから市場の動きをどう見れば良いのでしょうか?

トランプさんは来年の1月20日の大統領就任までは、市場に介入する発言は恐らくしないと思います。トランプさんの勝利が確定する前は、あれだけトランプリスクについて言及していた市場参加者は、今では手のひらを返してトランプさんが大風呂敷を広げて選挙期間中に発していた勇ましい言動を材料にして、トランプラリー(期待相場)を展開しているのです。

大統領に就任するまでは、トランプさんがドル高牽制発言をするとは考え難いですね。そうすると雇用統計までは、ドルの下落につながる悪材料が出てくる「きっかけ」が見えてきません。しかし、今のドル高円安を深く観察すると、裏の事情が透けて見えます。それはトランプラリーで「まさかの円安」が急激に進行した事による、投機筋の円ロングの手仕舞いです。

 

今のドル高円安の正体

トランプさんが大統領選挙に勝ったら「売り」だと予測していたので、市場参加者の多くがヘッジをかけていました。その買い戻しの発生が今の相場を動かしている裏の正体のひとつです。IMMシカゴ通貨先物市場の投機筋のポジション動向を見ると、11月15日時点でのドルに対する円ロングの手仕舞い状況を確認すると、トランプラリーのドル高を受けて、ロスカットを余儀なくされた投機筋の円ロングポジションが現在の円安の流れをつくった裏の主役です。

 

トレードは慎重に、計画的に!

日経平均株価の上昇も、裏の事情には信用取引のロスカットが大きく関係している可能性があります。ここから先、どこまで株高とドル高が続いていくのか?どこで大きく反動を形成して、大きく下落するのか?アメリカの雇用統計で悪い数字が出た時か?それともFOMCが「利上げをしない」選択を取った時か?

相場も市場参加者も加熱している時こそ、じっくりと注意深く観察をしながら、待ちましょう。利益が取れる瞬間が訪れた時、見落とさずに確実に掴めるように。

(現役デイトレーダー)